お金をマンガで勉強しよう!自分のお金は自分で守る【誰も教えてくれないお金の話】

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日本では、自分で興味を持って勉強しない限り、お金のことを教わる機会というのはなかなかないですよね。

高校や大学で経済の授業を受けることがあっても、最も身近な家計のことはあまり勉強しないと思います。

 

それにもかかわらず、大人になってからトップクラスに悩みが多いのは「お金のこと」です。

学校で教えてくれないのを今更嘆いても仕方ありませんので、自分で勉強するしかありません。

 

というわけで、これからお金について勉強する人におすすめな1冊をご紹介します。

誰も教えてくれないお金の話

2011年の「暮らしに役立つ本」で1位になっていて、ご存知の方も多いかもしれません。

お金に関する様々なことを著者の経験をもとに、マンガでわかりやすく説明されています。

私自身は発売当初に購入し、お金に興味を持つひとつのきっかけにもなった本です。

  

基本的なお金の知識が満載

  • 保険って入った方がいいの?
  • ローンってどういう仕組み?
  • なんでお金が貯まらないの? 

誰しもこのような疑問を抱いたことがあると思います。

こういった疑問を解決するためのひとつの答えを見つけられます。

 

たとえば「誰も教えてくれないローンの仕組み」

「元"金"均等返済」と「元"利"均等返済」という2種類の返済方法があるのを知っていますか?

大きな額のローンを組んだことがある場合は説明があるかもしれませんが、日常ではまず耳にしませんよね。

 

元金均等返済では、最初のうちは返済額が大きいですが、支払っていくうちにだんだん少なくなっていきます。

元利均等返済では、毎月の返済額が一定になり管理しやすくなりますが、元金均等に比べ総支払額が大きくなります。

 

ですのでどちらがお得かといえば、元金均等返済のほうがお得だといえます。

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住宅ローンの計算方法

 

ところで、「毎月の返済額が一定」ってどこかで聞いたことありませんか?

 

リボ払いや消費者金融の宣伝によく使われていますね。

 

リボ払いの返済や消費者金融でお金を借りるときは、毎月の返済額は一定です。

無条件で不利な元利金等返済に設定されているのです。

 

こちらの記事ではリボ払いの具体的なシミュレーションをしてみましたが、最初のうちは大半が利息の支払いでびっくりしますよ。

こういったことも、知らなければ「借金 = 返済額は一定」という認識を持ってしまうかもしれません。

 

この本には、ほかにも節約や保険、老後のこと、お金に苦労しない生き方がマンガでわかりやすく描かれています。

 

貯金ができない人必見

残ったお金を貯金するのではなく、給料が入ったらまず貯金して残りで生活することや、固定費を削減することなどは節約の基本です。

ですが、貯金ができない人はまずそこからできていないこともよくあると思いますので、一番最初に書いてあることから順番に実施していくといいですよ。

 

お金について学ぶきっかけになる

本のタイトルの通り、お金の話はなかなか教わる機会がありません。

生きている限りだれもが例外なく死ぬまでお金を使っていくのに、義務教育の段階でお金のことを教えない意味がわかりません。

親が詳しくて教えてもらえればいいですが、家庭によって差があります。

それだけで、損をする人と得をする人の差が出てきます。

 

お金の話はいやらしいこと、みたいな感覚が日本人の国民性らしく、それが影響しているんだと思います。

みんなお金大好きなのにね。

 

FPの入門にも

冒頭にも出ましたが、FPというのはお金のスペシャリストのことです。

実際の資格にはFP3級からしかありませんが、この本には(たとえるなら)FP4級くらいの簡単な内容がわかりやすく書かれているので、お金の入門書として最適です。

個人的にはFP3級くらいの知識は、国民全員が持っておく必要があるのではないかなと思います。

 

お金に関する知識がつけばつくほど、自由に使えるお金が増えていくと思いますよ。

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