【格差】富豪8人の資産 ≒ 世界人口の半分36億人の資産【貧富の差】
毎年恒例の、資産額上位数人と下から半分の36億人の資産が同じだ、という報告をオックスファムが今年も発表しましたね。
8人 ≒ 3,600,000,000人
国際非政府組織(NGO)オックスファムが2017年1月16日に、
世界で最も裕福な8人の資産が、資産額下位50%(約36億人)の合計額とほぼ同じだとする報告書を発表しました。
その8人は以下の人たちです。
- ビル・ゲイツ(マイクロソフト社創業者)
- アマンシオ・オルテガ(スペインの実業家。ZARA創業者)
- ウォーレン・バフェット(投資家)
- カルロス・スリム・ヘル(中南米最大の携帯電話会社アメリカ・モビルを所有)
- ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
- マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
- ラリー・エリソン(オラクル創業者)
- マイケル・ブルームバーグ(前ニューヨーク市長)
昨年までとデータが違う
昨年の今頃は62人が世界の下位半分と同額といわれていましたが、今年から新しいデータが加わったため、大きく数が変わったそうです。
そのデータをもとに再計算すると、2016年は62人ではなく9人でした。
2010年では、43人が人口の約半分である36億人の資産と同額の資産をもっていたことになるそうです。
トリクルダウン(富の再配分)など起こり得ないことがよくわかります。
上が理論、下が現実です。一目瞭然。
さらに拡大していく
7年で43人から8人になり、貧富の格差は拡大していることがわかります。
これからもさらに拡大していくものと思われます。
10年もすればビルゲイツひとりで、世界人口の半分以上の資産を持っているのではないでしょうか
裕福な人はますます裕福になり、貧乏人は貧乏なまま。
これだけ毎年のように話題になっているのに、改善するどころか悪化し続けているということは、これからも変わる見込みはないのでしょう。
アメリカの政治に関しては詳しくないのでよくわかりませんが、トランプ政権はアメリカをより強くしようとしていますよね。アメリカファーストとか聞きます。
すでに十分強いと思うんですが、まだ強くするんですね。
今回の富豪も、上位8人のうち6人がアメリカ人です。
格差の拡大は加速しそうですね。